眠気の評価

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眠気の評価

ESS

自覚的な眠気については、下図にあるESS(Epworth sleepiness scale)日本語版などによる評価を行うのが日常臨床では一般的です。 11点以上は眠気あり、16点以上は重症と判断します。 ESSは評価する側の経験に左右されない尺度として用いることができます。 しかし、ESSは自己評価のため、変動幅が極めて大きいことや、 患者さんは自分自身の日中過眠を過小評価する傾向にあるなど、評価には限界があることに留意する必要があります。

 

ESS 日本語版

あなたの睡眠は、大丈夫!?
もし、以下の状況になったとしたら、どれくらいうとうとする(数秒数分眠ってしまう)と思いますか? 最近の日常生活を思い浮かべて、お答えください。 以下の状況になったことが実際に無くても、その状況になればどうなるかを想像してお答え下さい。 全ての項目に答えて頂く事が大切です。出来る限り全ての項目にお答え下さい。

うとうとする可能性は? ほとんどない 少しある 半々くらい 可能性が高い
すわって何かを読んでいるとき(新闘、雑誌、本、書類など)
すわってテレビを見ているとき
会議、映画館、劇場などで静がにすわっているとき
乗客として1時間続けて自動車に乗っているとき
午後に横になって、休息をとっているとき
すわって人と話をしているとき
昼食をとった後(飲酒なし)、静かにすわっているとき
すわって手紙や書類などを書いているとき

全ての項目をチェック後、チェック終了ボタンを押してください。

Copyright、 Murray W、 Jahns and Shunichi Fukuhara.2006.

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